【NO HARD WORK!】 に学ぶ現代の働き方

2019-03-04

今回はこちらの本を読んで感じた、気づきを得たことをまとめてみようと思います。

NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方

著者はベースキャンプと言うサービスの創業者です。 https://basecamp.com/

全般を通して「穏やかな会社」について書いています。
彼らの会社はこの穏やかな会社を目指し、日々バージョンアップを重ねてきたと言っています。
穏やかな会社になることで無駄が削ぎ落とされ、心の余裕が生まれ、自主的に活動でき、持続可能で採算性の高い仕事ができると語られています。
ページ数はさほど無く一般的なビジネス書サイズなのですが、 個人的に得たものが多かったので、何回かに分けることになりそうです。

その中でも印象に残っている節をいくつかご紹介します。
概要はこの著書に沿っていますが、細かいニュアンスは独自につけたものですのでご理解ください。

がんばり過ぎない

常に仕事についての発想が頭の中に渦巻いている状態。

仕事に没頭し、良さそうにも見える状態だが、いつまでもその状態を続けていられるほどタフな人は少ない。
世にあふれる『起業家』論に取り憑かれ、最後には体を壊してしまうことも多い。

仕事中毒から脱し、健康で文化的な人間らしい生活をしよう。
強制はしないが、そういった選択肢があることも考えておこう。

趣味に没頭していても、家族との時間を過ごしていても、成功することは可能である。

不要な争いはしない

企業は市場を独占しようとする。

ターゲットを捕まえる為に、戦力を雇い、戦いを挑み、勝利する。
戦争の様な世界で殺伐としている。
我々は平和にやっている。自分の幸せの為に誰かの幸せを奪う必要が無いからだ。

健全なビジネスを行い、良好な発展ができていればそれで良い。

他者とは比べない。
比較するのではなく、自分たちがどうあるのか、顧客がどうあるのかが重要である。

今できるベストを尽くせば深い満足は得られる。

市場は独占するのではなく、参加するものだ。
自分のやりかたでクールなものを作るほうがカッコいいだろう?

世界を変えない

世界を変えることばかりを考えなくても良い。
それは良い製品を作りたいというだけでなく、世界を変えた人間となりたい野心に取り憑かれている。

数多の「革命的」と銘打った商品が出されている。滑稽な状況である。 (全てが革命的だと思えるか?)

皆、創造的破壊者になりたがる。
だがそれを止めることで、夜の会議や週末の仕事の正当性が無くなる。

家族や友人に「痛い」理想の話をしなくて済む。

世界を変えようとしなければ世界は変わるが、変えると行った途端に世界は変わらなくなる。

まだまだ続く

ここまででまだ50ページ程度の内容しか紹介できていません!
まだまだ沢山のことが書かれていますので、随時まとめていきたいと思います。
(あまり書きすぎるとそれも問題なので要点だけ書くようにします。。。)

これ以降も

『生産性より効率』

『僕らは家族じゃない』

『「何もしない」は最強の選択肢』

『ベストプラクティスは幻』

等々。。。 目次から抜粋しただけですが、これだけの気になる内容が書かれています。
まだまだ既存の型にはまった働き方をしているな〜と思わされる内容が随所にあります。

今の仕事に悩んでいる方、仕事が辛いけどどうしたらよいかわからない!等という方も是非読んでみると良い内容になっています!